全球観察

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書評『ブランド王国 スイスの秘密』

日本と同じような条件で近代化をすることになったのに、結果が結構違うのが興味深かったです。特に、「教育」の違いが不思議です。資源が無く海外で稼がなければならなのいのに、日本は何故か個性を無くした軍隊っぽくなってしまいました。

 

強い自国通貨政策を採用しているのも興味深いです。日本だと、「雇用」に影響があるから難しい気がしました。近代化の路線の違いは、人口の多さが背景にあるのでしょうか。

 

ブランドマネジメントという概念はどのように形成されたのか、知りたくなりました。何故日本では形成されずに安売り戦争を毎年する羽目になっているのか、不思議です。

 

1991-1993年に不況期だったのも日本と近いですが、スイスはここから怒涛の持続的な経済成長をすることになったのも何故だったのか知りたかったです。スイスには金融業を通じて様々な情報が集まるのでそれでゲームのルールを把握したんですかね。年金か社会保障周りの改革をした記憶があったのですが、うまく検索できず。

 

 

Economic history of Switzerland - Wikipedia