ゲーム理論
非常に印象的な本でした。日本のゲーム理論の本と決定的に違うのは、ゲーム理論をビジネスに活かすというより、ビジネスでどうやってゲームを作っていくかというような点でしょうか。 ゲームを作るとなるとルールを変えるというのが直観的に想起されますが、…
1991年頃に原著が発表されておりゲーム理論を経営にどう活かすかの学問の萌芽的な感じがあり興味深かったです。内容的には、ありきたりなことを言っている感じもしましたが、良い思考実験になった気がします。少し翻訳が読み辛いでしょうか。日本の下請けと…
ゲーム理論の入門書です。現実社会の事例多めでしたが、必ずしも分かりやすくないのが不思議でした。結局、(都合の良い数字を当てはめているだけで)そんなに現実社会を説明していないのでは、というような印象になってしまったからかもです。 最後のモデル化…
ゲーム理論をボードゲームで「体験」する本で、結構面白かったです。ゲーム理論に限らず「体験」を通じて概念がアプリオリに理解出来るようになる方法論は興味深いです。もっと色々なゲームをやっておけば良かったと思います。また、現実社会をモデル化して…
囚人のジレンマを回避するには「規制」「カルテル化」「報復」「信頼の構築」「継続的関係性」などがあり、囚人のジレンマになるようなケースは実は少ないというような考え方から、具体的にいくつかのケースでゲーム理論を使って改善策を考えてみる、という…