ユニクロ本を読んで面白かったので、創業当初のことを知りたく読んでみました。内容としては面白かったのですが、少しこんな感じでしたかね。日本のファッション市場や労働市場に最適化するような話が多い反面、ファッション自体についての内容はほとんど無かった気がします。
マーケティングの話ばかり(しかも市場開拓ではなく市場最適化)で、音楽の話があまり出てこないのが日本ぽいですよね。 https://t.co/Ge9ZW4gwlo
— MATSUTANI Soichiro (@TRiCKPuSH) 2024年5月6日
柳井さんにとって「カジュアルファッション」とは父を超えて社会で何者かになる手段だったのかな、とか思いました。
もしこの本を外国語訳しても外国人の方はどこまで面白いと思うか。その辺にファストリの海外進出の限界があったのかもしれません。
失敗と判断したときに「すぐに撤退」できるかどうか p83
「正しいこと、小さいこと、基本」を徹底的にやり切る p251
スポクロ、ファミクロ、大阪のアメリカ村、ロンドン進出等々の大きめの失敗事例も興味深いですが、毎週のチラシとか小さめの失敗事例がどんな感じなのか、恐らくその辺が重要な気がしました。
※無料公開【プロローグ】居心地の良かった 「ユニクロ154番店」の跡地を訪ねて|大宮ノートwithこば