非常に面白い本でした。
以下メモです:
・抱屋敷は農地よりも年貢が高かった。農地の宅地並み課税(p91)
・切坪相対替は、相続時の大規模敷地の狭小地への分割みたいな発想で興味深かった
・拝領地でも建物があると没収されにくい? 占有重視の発想? p138
・幕府に無届けだと土地が没取される? どういう役職の人がどういうときにどれほど土地が没取されたのか?
・口入人の手数料は売買価格の1~3%。売手が支払う。買手の手数料は売買価格に含まれる。契約の儀式は五人組が同席。鰹節が出される? (p106)
・礼金の一種である弘め金は五人組を始めとする町関係者に配られた p114
・天保の改革で、町奉行所が家賃・地代が引き下げ令を発する。寛政期レベルまで