バフェット氏はあまり関係ない本でしたが、意外に知らない事実が多く面白かったです。参考文献がごっそり翻訳されていないのが残念でした。
2008年の世界金融危機は「リーマンショック」とされていますが、ベア・スターンズとかメリルリンチの活動の方がよりサブプライム問題に関連していそうな気もしてきました(リーマン・ブラザーズは流動性の危機で倒産した的な)。
https://www.berkshirehathaway.com/letters/2007ltr.pdf
clayton買収前のoakwoodでの失敗(p143)
https://www.berkshirehathaway.com/news/jul1503.pdf
2003年には住宅ローンの「証券化」が業界慣習をbadからworseにしていたと指摘(p177)
https://www.berkshirehathaway.com/2003ar/2003ar.pdf
collins&aikmanが倒産したときバークシャーが債権者に元本100%を支払い35%を回収した(p49)。
2003年にOCCは1862 National Bank Actは各州のpredatory lending lawに優先することを決定した。連邦法により設立された金融機関は各州の略奪的融資防止法の適用除外となった。 p158
2007年6月のベア・スターンズと関連するファンドeverquest financialのIPOの撤回 p280
https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/1395286/000095012307007116/y30182sv1.htm
Wall Street Wizardry Amplified Credit Crisis - WSJ
FGIC, in Need of Capital, Put on 'Negative' Watch - WSJ
Bringing Down Bear Stearns | Vanity Fair
米カリフォルニア州：地方債保証でバークシャーと契約しない方針 - Bloomberg
Mortgage-Backed Securities and the Financial Crisis of 2008: A Post Mortem | BFI
Buffett’s derivatives bonanza doesn’t prove that Taleb is wrong
