全球観察

全世界の様々なトレンドを記録していきます。

書評『土地はだれのものか―人口減少時代に問う』

デトロイト辺りは面白そうな再開発してますね。

www.youtube.com

旧工業地域だったマンチェスターの再開発と似ているような気もします。

www.youtube.com

ルール工業地帯とか北九州市とかまとめて分析すると面白そうです。

 

ドイツは法制度よりは再開発手法が何が違うのか、用地買収が何が違うのか、国土利用の何が違うのか、新規建設的フロー経済とストック経済をどう使い分けているのか、辺りが知りたくなってきました。

tabizine.jp

第1章で提起されているように、日本の老朽マンション問題の解決は区分所有をなくして共有状態にして第三者に売却するアメリカのコンドミニアム法制のような方向性が良さそうです。借家権の問題がどうなるのか面白そうです。

私道トラブルの章は非常に整理されていて面白かったです。木造密集地帯を「コミュニティ空間」として積極的に評価したときに、それが難しそうなところはどうなるのか、興味深いです。

日本の農地の集落意識が今後どうなるのかも興味深いです。でも江戸時代の割地みたいなことは難しいんですかね。