全球観察

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書評『心を鍛える』

堀江氏の本藤田氏の本を読んだので二人が対談するとどうなるだろう、ということで急いでその辺の本屋で立ち読みしてきました。

内容的には、すでに読んだ本とほとんど同じかなと言う感じでした。

藤田氏に関しては、abemaを何故、IGポートと連携したnetflixっぽく、制作会社との直接提携ではなくテレビ会社との提携にしたのか、は少し知りたかったですかね。YouTubeでもたまにabemaのコンテンツを見ますが確かに結構面白いと思います。ただ、水曜日10時の「水曜日のダウンタウン」なり木曜日11時「アメトーーク」なり土曜日23時10分「さんまのお笑い向上委員会」みたいに習慣化するところまでは作り込めていない気はします。個人的には、チャネル数が多すぎる気がするのですが。。。

堀江氏に関しては、数日早く上場していれば藤田氏みたいに数百億円の資金調達が出来て無理なファイナンスをしなくて済んだのかもしれない、と改めて思いました。日本の特色ある証券取引法の運用も含めて、結局あのときに問われた罪は日本で上場した原罪みたいなものだったのかもしれません。

最後の方に記載されていた堀江氏の最近の活動はめちゃくちゃ面白そうでした。あのころの起業家・堀江氏は何をしていたのか分からなかったですが、今の多動家・堀江氏はそれ以上に何をしているのか良く分からないです(笑)。

とはいえ、あのころの起業家・堀江氏の延長では、残念ながら今の多動家・堀江氏を超えることは出来なかったかもしれません(2007年頃に示された持分プーリング法廃止ライブドアはどうなっていたのか、興味深いです)。そこが非常に難しいところです。