全球観察

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書評『スターバックスはなぜ値下げもテレビCMもしないのに強いブランドでいられるのか?』

スターバックスで中間管理職だったと思われる方の本ですが、思っていたよりも参考になりました。

メモ:

・スタバはテレビ広告をしないらしい。確かに日本では見ないが、アメリカではしている?

www.youtube.com

アメリカでもビール会社のCMはイメージ先行で、「ビールとは無縁の陽動作戦」 p39

・ロードサイドの看板は良く分からない。日本ではなさそうだが、アメリカではある?

https://www.pinterest.jp/pin/517632550919764558/ ラジオ広告はしている

スターバックスは「スペシャリティコーヒー」という新しいカテゴリーを作った p49

スターバックスは基本的に値下げをしない。1990年代に「お客様感謝デー」にセールをして失敗した p56

スターバックスはクーポンを配布しない  p71

スターバックスではセット商品を提供しない。以前スコーンとコーヒーのセットがあったが、ファーストフード店っぽくなるという理由でなくなった p99

・2001年にはdrinkg bingoのようなキャンペーンを行なった p171

・2003年にvespaと組んで商品が当たる懸賞キャンペーンを行なった p69

・2005年に著名人の言葉を印字したカップを使った"The Way I See It"キャンペーンを行なった p93

・2006年にny timesと組んでスタバ内で購入したny timesに挟んであるクロスワードパズルを使ったキャンペーンを行なった p92

・映画「akeelah and the bee」とタイアップしたプロモーションもしたが、必ずしも成功しなかった p112 スターバックス内で映画やサントラの物販をする取り組みに発展させる予定だった

 ・夏日はスポーツイベントがあるエリアに出張する「chill patrol」で商品のテイスティングをしている p166

立地戦略や価格戦略(特に、原価を安くする方法。グローバルタックス周り)やパートナーとの商品開発(スーパで売られている缶コーヒーでどうブランドを維持しているか)辺りも知りたくなりました。

 

 

https://www.worthpoint.com/worthopedia/starbucks-2003-vespa-card-award-642047892