ビジネス上の意思決定に関するトピックをまとめた本で、面白かったです。いろいろな設問がありましたが、結構間違えてしまいました。
この本の最初の方にあった震災後のディズニーランドの営業再開や東京オリンピックが決定する前の土地売買などのケーススタディをもっとやりたくなりました。
ところで、日本企業のガバナンス論はLIXILの本を読んだときからどうすれば形式的に美しいかみたいなニュアンスが強い気がしたのですが、こういう意思決定のクオリティーをどうすれば高めることが出来るか、みたいな議論はあったりするんですかね。
最近だとJAXAのSLIM計画で月に探査機を着陸させたときに、「寒い月の夜を耐えて太陽の向きが変わるのを待つ」ような組織的意思決定を短時間でどのように行なったのか、興味が出てきました。
