全球観察

全世界の様々なトレンドを記録していきます。

書評『堀江貴文のカンタン!儲かる会社のつくり方』

2004年9月(googleのipoの1ヶ月後)の段階のホリエモンの起業論の本で、結構面白かったです。

ひとまず彼女の両親からお金を借りて起業って、凄いですね。

IPO前にストックオプション放棄して退職する人が続出していた(p118)のも意味不明ですし、成功報酬型ワラントなるストックオプション(pXXII)も面白いなと思いました。そもそもこんなにいびつな株主構成は珍しすぎると思いますw

IPO前にVC(光通信キャピタル?)からも数億円調達(p127,pXIV)していたんですね。2000年にIPOしていたときは基本的にウェブ受託制作のBtoBっぽいビジネスだったのも面白いです。IPO後に相当ピボットしたのだと思いますが、こういうビジネスで当時のnasdaqipoしていた類似企業とかあったのでしょうか。

p126のやりたいことを実現したい、カネがいる、だから起業したetcには既に多動家っぽさが垣間見えます。

個人的には、p84にあるようなホリエモンの面接方法が印象的でした。ライブドア出身でユニークな人が多く、意外にライブドア愛持っている人が多いのも分かる気がしました。あと、小飼弾さんとかどうスカウトしたんですかね。

 

www.watch.impress.co.jp

karapaia.com

www.webdesignmuseum.org