将棋AIに関する非常に面白い本でした。
https://github.com/TadaoYamaoka/ShogiAIBook2 にソースコードが記載されているので、こちらをgoogle colab notebookで試してから読んで見るでも良いかと思います。第7章のnvida周りは少しインストールの仕方が変わっているようで、nvidaのドキュメントを見る必要がありました。
↑で使う棋譜の学習やAIエンジンのソースコードはこちら https://github.com/TadaoYamaoka/python-dlshogi2
↑をc++で書いてより性能をあげたものがこちら(主に第7章)
https://github.com/TadaoYamaoka/DeepLearningShogi
amazonの書評でcolabで動かない!ちゃんと改訂しろ!みたいのがありましたが、2024年2月の段階でほとんど調べることなくソースコードのコピペで動きました。正誤表も読書後に気づいたのですが、ざっくり理解したい分には特に気にしなくて良いかと思います。
敢えて言うならば、
・所々でデータ構造を図解(自分でprint debugするのが面倒くさい)
・第2~3章の理論の紹介のところで、第5~7章の実装箇所の例示
があっても良い気はしました。2~3回読めば良いだけの話ですが。
図書館で「囲碁ディープラーニングプログラミング」の翻訳本をさっと読み、この本を本屋で購入したのは正解だったと思いますし、寧ろこの本が全世界に翻訳されるぐらいになって欲しいです。